苦杯を超えて──斉藤力毅、仲間たちとともにプロ第2戦で価値ある勝利

6月1日に開催された「Rord to Legend 4 in SAPPORO」。北海道と沖縄の対抗戦も踏まえたキックボクシングのプロ興行です。

前半ではアマチュアキックボクシングの全国大会北海道予選が行われ

高倉渉

佐藤良樹

長谷川礼來

木村龍太

が出場し、初出場の選手が多い中、色々な想いをもって参加できたことと思います。如何せん自身の眼の前に攻撃が次から次へと飛んでくるこのルール。選手・応援ともに沢山の勇気と期待と不安とがひしめき合ったことと思います。この経験を忘れてはならず、日々の練習・日々の生活にまで勇気と情熱を持って向かっていければ挑戦したことに非常に価値のあるものになる事と思います。

そして、アマキックでリングが温まったところで迎えるプロ興行。さあ斉藤選手の出番です。

今回の対戦相手は、空手界のエースとして名を馳せ、アマチュアキックボクシング転向後も無敗を誇っていた実力者。多彩な技術とパワー。非常にバランスの取れた戦術を持ち合わせた難敵を前に、正直試合前から決して楽な展開にはならないと予想されていました。

それでも斎藤選手は、前回の敗戦から得た教訓を胸に、冷静かつ果敢な戦いぶりを見せた。初戦で課題とされたパンチ技術は明らかに向上し、蹴りの鋭さと的確さをもって相手のペースを崩しにかかった。結果、見事に勝利を掴み取り、最終的には対抗戦も北海道の勝利を収める形で勝利に貢献し、自身の実力を証明する形となった。

とはいえ、内容でいくと完璧な内容とまではいえず。試合中、相手の攻撃を多く受ける場面も見られ、今後さらなる防御面の強化が求められるでしょう。しかし、それもまたまだまだ成長の余地の現れであり、彼にとって新たな課題として向き合っていくでしょう!

相手選手もまた、卓越したスキルと精神力を備えた素晴らしいファイターでした。この激戦は、互いの真価を引き出し合う貴重な一戦であり、観る者すべてに感動を与える内容とも言えると思います。

斉藤力毅という一人の戦士が、敗北を糧とし、鍛錬を重ね、困難な壁を乗り越えていく姿は、まさに道場の理念を体現するものであり、後輩たちにとって大いなる指針となることでしょう!

日々厳しい稽古をつけてくださった師範方。どんな時も支え合い、励まし合ってきた道場の仲間たち。リングに立つ彼の背中を信じ、札幌の地まで応援に駆けつけてくれた家族や関係者の皆さま本当にありがとうございました、ひとえに皆様の一つとなった気持ちの賜物でもあると思います、この調子でまた武心全体で盛り上がっていければと思います、応援ありがとうございました!

<試合結果>

日時:2025年6月1日(日)

開催場所:札幌シャトレーゼガトーキングダム

北海道札幌市北区東茨戸132

「Rord to Legend 4 in SAPPORO」

北海道 沖縄 対抗戦

斉藤力毅(武心剛術会/北海道) 判定◯3-0⚫️ 久貝飛雄馬

ついに掴んだ勝利!これからだ!


久貝選手、素晴らしい選手でした


アマチュアキック組ともしっかりストレッチ。みんな頑張った!


まさにワンチーム!皆がいればやっぱり本当に心強い


良かったね!また頑張ろう!

武心剛術会

北海道道南。北斗市七重浜に本部常設道場を置き、函館市・北斗市で活動を行う、あらゆる格闘技を極めるべく道場である。

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